タグ文書の翻訳で大事なこと
トラドスのタグエディターでタグ文書を翻訳する場合に大事なのは、適切なDTD設定ファイルを適用することです。
DTD設定ファイルとは、それぞれの文書で使用されるタグ要素や実体参照の定義が書かれているファイルです。拡張子は「.ini」です。正しいDTD設定を選択しませんと、タグがタグとして表示されずに、大変操作しにくい状態になります。
HTMLの場合は、すでにトラドスのデフォルトで、「HTML4.ini」がインストール時にプログラムファイル内に格納され、タグエディターの「DTD設定マネージャ」に登録されています。
しかし、カスタマイズの色が濃いSGMLやXMLの場合は、汎用のDTD設定ファイルはありません。それぞれ顧客が設定したDTD設定ファイルがあります。もし、SGMLやXMLの翻訳を引き受けた際に、DTD設定ファイル(XXXX.ini)ファイルが翻訳材料に含まれていなかった場合は、請求する必要があります。しかし、FrameMakerから変換されたRTFは特別で、このファイルをタグエディターで操作する場合もDTDは不要です。
タグエディターでは、かならず「空白文字を表示」させてください
フォントの強弱がきちんと表示されたワードのファイルになれていると、シンプルテキストがベースのタグエディターの表示は大変見にくいと感じられると思います。スペースがいくつ入っているか、全角のスペースなのか、半角のスペースなのかよくわかりません。
そのための、タグエディターのメニューの「表示」から「空白文字を表示」を選択することをお勧めします。
これも見やすいとはとても言えませんが、非表示の場合には何も見えなかったところに小さな点が入り、スペースが挿入されていることが確認できます。特に英文の場合、文字間が離れているように見えないためにスペースを2つも3つも入れてしまうことがあります。
それを防止するためにも、是非「空白文字を表示」をオンにしてください。
実体参照ってなに?
タグ文書は、基本的にどれもが単なる「テキスト文書」です。テキスト文書とは拡張子が「.txt」であったり、メモ帳やワードパッド、秀丸といった「テキストエディター」で表示できる、本当に「文字のみ」の文書です。
そのため、記号といったものは入力も表示も出来ません。そのような記号を表すために、文字コードの番号などで記述し表示させる方法です。
次のような形式です。